小川 剛一郎
関西交響楽団(現在大阪フィル)首席チェロ奏者であった祖父伊達三郎に9歳からチェロの手ほどきを受け、10歳から井上賴豊氏に師事する。
桐朋学園高校音楽科、桐朋学園大学音楽学部をそれぞれ首席で卒業。チェロを井上賴豊、ダニール・シャフランの両教授に師事。
同大学研究科を修了後、パリ・エコール・ノルマル音楽院に留学し、チェロをレーヌ・フラショー教授に、室内楽をジュヌヴィエーヴ・ジョワ教授(H.デュティーユ夫人)に師事し、’84年同音学院を最高演奏家資格を得て卒業。’87年第56回日本音楽コンクールチェロ部門第3位入賞。
現在ソロ、室内楽奏者として活躍する傍ら後進の指導にも力を注いでいる。